熊谷文学館
熊谷は、江戸時代中山道の宿場町として栄え、江戸後期から大正期にかけて多くの文人墨客が居を構え、中央の文化人たちとの交流が活発に行われていました。竹井澹如、林有章等の有力な役人や富裕な商人が輩出し、地方自治や同業組合の業務に携わる傍ら、教養の一環として俳諧・漢学・書道等を修め、同好の士を募り、俳壇等を形成しました。
昭和から平成にかけても多くの文人・芸術家が住み創作活動を行っており、熊谷の文化面での発展につながっています。
ここでは、熊谷にゆかりのある文学・文芸について紹介します。
俳句・短歌
俳 句:五・七・五の十七音から成る定型詩。
短 歌:五・七・五・七・七の五句体の歌体。
東一雄
日出山紫情
日野大納言資時
平山芦江
狂歌
社会風刺や皮肉、滑稽を盛り込み、五・七・五・七・七の音で構成した諧謔形式の短歌。
漢詩
中国の伝統的な詩。韻文における文体の一つ。8世紀から日本でも詠まれた。
都々逸
江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804-1852)によって大成された、口語による定型詩。
七・七・七・五の音数律に従う。
森樵堂
小説・紀行
一筆庵主人
(英泉)
(英泉)
小杉榲邨
小林一茶
十方庵敬順
十返舎一九
蜀山人
杉森 久英
黄色のバット
建部綾足
田島一宿 他
田山花袋
高浜虚子
壺井 栄
母のない子と子のない母と
長谷川 伸
沓掛時次郎
細川友一
雁坂峠
森村誠一
精神分析殺人事件
鍵のかかる棺
凶水系
女神の屍
殺人の祭壇
殺人の債権
殺人のスポットライト
夢とロマンの共和国
星の旗
魔性の季節
ガラスの恋人
煌く誉生
路
人間の天敵
魂の切影
棟居刑事の一千万人の完全犯罪
殺意の漂流
運命の花びら
渡辺 淳一
花埋み
文芸作家
青山七恵
金子兜太
森村誠一
漫画
ブルーサーマル
アニメ
熊谷写真俳句コンテスト
写真俳句は、熊谷市出身の作家、森村誠一氏が考案した自作の写真に自作の俳句(五七五)を合わせた新たな表現方法です。