東久世通禧(ひがしくぜみちとみ)(1834-1912)
その際、冑山の根岸家を訪れて、東久世通禧(1834-1912:伯爵・神奈川県知事・茶人)が詠んだ句。
「かひがねは 初雪白く 尋ねこし 里のもみぢは さかりなれども」
「松風に うき世の塵や はらふらん まばゆきばかり てる紅葉かな」
「しづがうつ きぬたならねど つちの音 もけふのあそびの 一なりけり」
「ものいはば はにはにとはん かぶと山 むかしもかくや 秋のもみぢ葉」
東久世通禧(wikipediaより) |
参考文献
- 『千とせのあき』明治34年 小杉榲邨 国立国会図書館冑山文庫(請求記号187-177)