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忍岡常丸(しのぶおかつねまる)

姓は藤木、通称甚兵衛、屋号は常陸屋。江戸時代中後期の戯作者。江戸下谷上野町で呉服商を営む。十辺舎一九と親交があり、『続膝栗毛』に、弥次さん喜多さんが熊谷を訪れた際の熊谷宿の鳥観図に短歌が掲載されている。
「うららかに 春はさむさも うすすみに 霞いろとる くまかへの宿」


熊谷宿の鳥観図 十返舎一九の『続膝栗毛』12編上(国立国会図書館デジタルコレクション)

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