中山道と史跡・文化財
19.新島の一里塚
市内新島の中山道東側に一里塚が残されている。当時は、中山道の両側に五間四方の塚を築き榎などを植えたといわれているが、西側の塚は残っていない。宝暦6年(1756)の『道中絵図』に熊谷周辺では、榎を2本植えたように記されているが、現存する木はケヤキであり、樹齢300年以上の巨木であった。平成22年9月及び平成30年9月に発生した豪雨により、ケヤキの枝が折れ、樹木の大半が失われてしまいました。その後、樹木の樹勢回復の措置を講じましたが、回復することはなく、根元から伐採せざるを得ない状況となりました。
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昭和40年代(1965)の一里塚 |
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平成21年(2009)6月の一里塚 |
平成30年(2018)9月台風後の一里塚 |
令和2年(2020)1月伐採後の一里塚 |
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