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古代インドの河神とされていましたが、仏教に取り入れられ、奈良時代になって密教と共に日本に渡来しました。もともとは、農業神的性格を持っていましたが、音楽や弁才の神に転じ、鎌倉時代になると福神となり、江戸時代に七福神の一員として、一般に広く信仰されるようになりました。弁才天の造立目的は、池・沼などの水辺に祭られる水神として、また巳待供養の主尊としたものもみられます。