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弥生時代集落・墓の変遷

前中西遺跡の弥生時代は、出土土器の様相から中期中葉、中期後半古・中・新段階、中期末、後期初頭、後期前半の7期に区分されます。主に集落は遺跡範囲北の東西に分布し、墓は南に分布していますが、後期前半は北東に移ります。集落・墓の変遷を辿ると、中期中葉から中期後半古段階は小規模ですが、中期後半中・新段階になると大規模になり、中期末以降は縮小していきます。検出された遺構や出土遺物の様相から中期後半新〜中期末段階に栗林式土器文化圏の影響が濃くなり、大きな文化的画期が認められます。