常設展示室/寺内古代寺院跡の部屋

中島遺跡第2次発掘調査
1998年11月

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(13)第4トレンチ北側土塁土層堆積状況
土塁の下から2層目にあたる黒色土が土塁を構築した当時の旧表土面。この上に、堀を掘った土などを盛り上げて土塁を構築しています。
  (14)第5トレンチ 井戸跡
本館跡に伴うものと推定されます。
下部より出水しています。
(15)第5トレンチ出土板石塔婆出土状況(近接)
年号不明。釈迦如来をあらわす凡字(キリーク)が刻まれています。
  (16)第5トレンチ板石塔婆出土状況
西側の南北方向土塁の中から2基の板石塔婆が出土しいています。
手前の板石塔婆の年号は文明十八年(1486年)の年号が刻まれていました。
土塁を造る時に付近にあった板石塔婆を土と一緒に盛り上げてしまったようです。
(17)第5トレンチ内第3号住居跡(平安時代)
西より
  (18)第5トレンチ内第3号住居跡遺物出土状況
須恵器の碗が床面から出土しています。
床面は火災にあったのか、一面赤く焼けています。
(19)第5トレンチ完掘状況(東より)
手前が第3号住居跡(平安時代)
  (20)第6トレンチ完掘状況(北より)
手前が北側堀と土塁。

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