萩山遺跡発掘調査(3/4ページ)
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P住居跡群完掘状況 不整円形の住居が2軒重複して検出されています。 |
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Q住居跡群完掘状況 隅丸方形の住居と不整円形の住居が、同時存在不可能なほど近接して確認されています。柱穴は、基本的に壁際に並んでいます。長方形の小さいトレンチがほられていますが、これは柱穴の断面を断ち割ったもの。 |
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R第22号住居跡確認状況 1軒だけ検出された平安時代の住居跡。黄色いローム層の中に方形の黒色土が確認されています。これは、平安時代の人が方形の住居をローム層まで掘り下げて作ったものが、住居廃絶後の埋没過程で、流入した土が黒色土であったためにこのように確認できるものです。手前の突出部がカマド。 |
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S第22号住居跡完掘状況 確認された黒色土だけをを掘り下げた状態。住居プランの中には柱穴は確認されませんでした。住居右側がカマド。 |
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21 第22号住居跡カマド カマドの両袖には、細長い礫が設置されており、煙道部には大きな河原石が投げ込まれた状態で検出されました。 |
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22 第2号屋外埋甕半截状況 頸部より上部をカットし、正位の状態で検出された、縄文時代後期称名寺式土器。 |
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23 有孔土製円盤出土状況 中央の孔は貫通していません。孔の貫通したもの、孔のないものも出土しており、用途不明の遺物です。 |
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24 第2号集石土壙確認状況 石は、度重なる使用で被熱により破損しています。焼土・炭化粒が多量に検出され、礫が被熱していることから、縄文時代の屋外調理施設と考えられています。 |
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