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シリコン型取りレジンを用いたレプリカ作成法

シリコンで型を取り、レンジ(樹脂)でレプリカ(複製)を作成する方法を、3段階に分けて解説します。今回紹介する資料は、市内諏訪木遺跡より出土した弥生時代の土偶形容器です。3次元計測を行い、3Dプリンターで1/3に出力したものを原型として使用しています。
熊谷市立江南文化財センターでは、毎年夏の体験事業「あなたも古代人」の中で、工程3の3〜10までを体験する「レプリカストラップ」作成事業を行っています。アンモナイト、縄文時代のミミズク形土偶、弥生時代の土偶形容器、中世の板碑や鏡などを実際に作成しますので、興味のある方はぜひ参加してみて下さい。

作品例



アンモナイト


アンモナイト


土偶形容器




ミミズク形土偶


板碑