重文平山家住宅屋根葺替日記(1/6ページ)
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@2001年11月30日 平山家屋根葺替前の現状。 南面と東面は遠目には屋根の状態は良いようですが、全体的に厚みが無くなり、屋根の途中に差し込まれている板がずり落ちそうになっています。 |
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A2001年9月12日 北側屋根葺替前の現状。 北側は日が当たらず、全体に苔が生えたり、飛んできた木の実が芽を出したりしています。また、雨落ちの溝が部分的に深く茅を抉り、カラスが、茅を引きずり出しては中の虫を食べるため、他の面の屋根に比べ傷みがひどくなっています。 |
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B2001年9月12日 北側屋根軒先葺替前の現状。 部分的に、屋根の厚みの半分以上まで雨が浸透している状態が確認できます。雨漏りするまであと僅かです。 屋根に芽吹いた草木が眩しいようです。 |
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C2001年9月12日 北側壁面修理前の破損状況。 地面から1m程は、軒からの雨落ちや地面からの跳ね返りがかかり、いつも湿った状態となっており、壁の色が変色している様子が確認できます。土壁の中に芯材となっている割竹も腐食し、2箇所で土壁が崩れ穴があいてしまいました。 |
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D 2001年12月20日 北側土壁解体作業。 雨落ちの水がかかる地面から1m程の部分の土壁を壊しているところです。 |
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E 2001年12月28日 足場組み立て状況。 作業のため、家の周りに屋根の高さに足場を組んだところです。 |
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F 2002年1月8日 北側屋根茅解体作業。 内側の使える茅は再利用しますが、北面の屋根の茅は傷みがひどく、ほとんど廃棄処分となってしまいました。ほこりがひどく、マスクをし頭には手ぬぐいをまいて完全防塵仕様で作業します。 |
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