重文平山家住宅屋根葺替日記(2/6ページ)
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G 2002年1月8日 茅搬入作業。 今回の茅は、静岡県御殿場の富士山裾野にある自衛隊の演習地から運んできました。今年の茅は、大きな台風も無く良質の茅が刈れたようです。 ちなみに、トラック上の作業員の抱えているのが1束で、今回の葺替には、これを約2,300束使いました。 |
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H 2002年1月10日 東面屋根茅解体作業状況。 茅の解体は、まず下段約1/3程全周を解体して茅を葺き、中ほどを解体して葺き、上段を解体して葺いていきます。青色のビニールシートは、雨・霜よけのためのもの。 |
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I 2002年1月15日 水切り作成作業。 屋根の一番下にあたる軒先(水切り)に使用する 茅を作っているところです。2箇所を荒縄で縛ります。 |
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J 2002年1月15日 水切り作成作業。 束ねた茅を押切(おしきり)と呼ばれる裁断機で、2つに裁断します。この裁断面が、軒先の水切り部となります。 |
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K 2002年1月25日 この雪かきのような道具は、「ガギ」と呼ばれ、茅を葺く時に、茅を外側から押して整える道具です。 |
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L 2002年1月25日 ガギ突き作業。 南面屋根で葺いた茅に「ガギ」を使用し、きれいに茅を押し込んでいるところです。 |
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M 2002年1月29日 茅葺(平葺)作業。 北面の屋根。1束ごと茅を運び上げ、平らに並べます。 |
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