熊谷市のうちわ
カネセ本店
市内清水町(現熊谷市筑波)の「カネセ本店」で配られたうちわです。
表面には、長靴を履いた店員さんが、大きなタイと伊勢海老を抱えています。福耳でタイを抱えていることから、漁業や商売繁盛の神様エビス様を模したようです。後ろの木箱や竹かごには魚やイカが溢れています。
裏面には「鮮魚 仕出し カネセ本店」「熊谷市 電話四八八番」と記されています。
このうちわの配られた年代は不明ですが、電話番号に市外局番・地域番号の記載がなく、個別番号のみの記載であること、イラストの雰囲気から昭和30年代と推測されます。