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志がらき茶屋本陣跡
(明治天皇御小休所跡)

江戸時代に、現在の籠原駅前通りと旧中山道の十字路を深谷方面に数軒行った南側に「志がらき茶屋」というお休み処がありました。

『中山道道中商人鑑』(文政8年:1825)に「中山道籠原 御茶漬 名物牛蒡あり 梅ひしは 御土産曲もの入 諸国御大名様方 御小休 江戸ヨリ左側 京都ヨリ右側 しがらきノ 笹屋源蔵 籠原中程にて」と紹介されています。

『五街道中細見記』(安政5年:1858)には、「御殿家」と記載されています。

また、文久元年(1861)11月12日には、仁孝天皇の第8皇女和宮(1846-1877)が徳川14代将軍徳川家茂(1846-1866)に御降嫁道中の際、ここで小休止し、熊谷本陣に宿泊しています(和宮御休泊日割)。

明治11年9月2日には、明治天皇が北陸・東海道を巡行した際に小休止した場所として、埼玉県指定旧跡となっています。昭和13年には「明治天皇御小休所阯」の石碑が立てられています。

所在地 新堀
種別 その他
造立年 昭和13年(1938)