明和6年(1769)に塚本武兵衛により、妙法蓮華経などの経典を一千部読誦したことを記念して建てられた供養塔。
正面に「一千部供養塔」、右面に「大日如来江 金七両寄進 蘭間代塚本要助 明和六次己丑歳三月吉烏」、左面に「当所願主塚本武兵衛」。台座の3面には、千部供養に参加した76人程の名が刻まれており、最後に、「天水山岸権七」と刻まれている。山岸権七は、大里郡屈戸村の石工である。