「下駄はきの 一教師たり 稲の花」 昭和58年(1983)3月、宮崎利秀句碑建立委員会により建立。 書:柴田侑堂 撰:河野南畦 宮崎利秀:(1919-■)文武両道の英語教師、文学者。直木賞作家杉森久英の『黄色のバット』のモデルとされる。 河野南畦(1913-1995 こうのなんけい):俳人 元・現代俳句協会副会長。昭和10年「獺祭」に入り、吉田冬葉に師事。21年「あざみ」を創刊し、主宰。横浜俳話会会長、神奈川新聞俳壇選者などを務める。句集に「花と流氷」「黒い夏」「試走車」「硝子の船」「自解100句選河野南畦集」「河野南畦全句集」など。 柴田侑堂(1913-2006):俳号 白陽 市内上新田生。18歳で書の道に入り、熊谷市書人連盟、埼玉県書道人連盟、書道団体「洸風会」の創設に参画し、埼玉県美術家協会においても要職を歴任し、その功績により埼玉県文化功労章を受章するなど、郷土の書道界の振興に大きな足跡を残す。また、俳誌『相思樹』を主催し、朝日新聞・産経新聞の俳壇選者を務めた現代俳句人。
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