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記念碑


中条村合併記念碑

本碑は、昭和29年(1954)4月1日に、中条村が熊谷市に編入して消滅したことを記念して建てられたものです。高171.0cm、幅129.0cm。

明治22年(1889)4月1日に町村制施行に伴い、北埼玉郡上中条村が成立し、明治42年(1909)8月14日に 上中条村、今井村、小曽根村、大塚村が合併し中条村が発足しました。

碑文には「之の日をもって一挙に熊谷市民となった旧中條村民がここに自覚を新たにし大熊谷の建設の高い理想を堅持されることを期待する」と刻まれています。

撰:石坂養平 書:鈴木春海

石坂養平:(1885-1969)奈良村出身の文芸評論家・政治家。大正4年(1915)の「芸術と哲学との間」で注目され、「文章世界」などに執筆。一方政界に進出し、昭和3年(1928)衆議院議員(当選4回,日本進歩党)、戦後は埼玉県公安委員長、埼玉県文化財保護審議委員、埼玉県文化団体連合会長などの要職に就く。

所在地 上中条(中条農村センター)
種別 記念碑
造立年 昭和29年(1954)