常設展示室/石造物の部屋


芭蕉句碑

「はつしくれ 猿も小蓑を ほしけなり」

 これは、『猿蓑』冒頭の句で、 元禄2年(1689年)9月、芭蕉46歳の作です。

 芭蕉が『奥の細道』の旅を終えて伊勢へ足をのばした後、故郷上野へ帰る途中に伊賀街道の長野峠で詠んだものとされています。

 この句碑は、寺伝に「横田柳几(俳人:1716-1744)書の五道庵竹二坊(俳人:1759-1836)建立の芭蕉の句碑あり」とされ、昭和50年の文珠寺御開帳を記念して再建されたものです。

所在地 野原622(文殊寺)
種別 句碑
造立年 昭和50年(1975年)

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