「酔いみだれ 花にねぶりし酒さめて さむしろ寒し 春の夕風」 1815年3月4日、福島県桑折町で生まれた、幕末の国学者、万葉学者、歌人の安藤野雁(あんどう ぬかり:1815-1867)は、平成27年(2015年)で、生誕200年を迎えます。安藤野雁は、江戸で塙忠宝(はなわ ただとみ:1808-1863:国学者:塙保己一の四男)に学び、その後諸国を放浪し、晩年は熊谷で過ごし生涯を終えています。