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田中正彜(たなかまさつね)(1849-1917)

市内妻沼生まれ。幼名栄三郎、眼湖と号す。寺門静軒の両宜塾門下最年少者で、その才を認められ内弟子となる。寺門静軒の孫娘たりと結婚する。維新後左院出仕となり、沢簡徳(1830-1903)に随行して若松県に赴任。後帰京し、大蔵、内務両省を歴任するが、明治19年退職し実業につく。詩文に長じ、書道も巧みであり、各地の石碑に正彜の筆による碑が建立されている。大正6年6月25日69歳で没す。

参考文献

  • 『妻沼町誌』妻沼町 1977年