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林有章(はやしありあきら)(1859-1945)

林有章肖像
 『有章閑話』林有章著:昭和10年
林有章紀徳碑(鎌倉町石上寺) 林翁紀徳碑の前にて:昭和2年撮影:左から3人目撰文者平沼騏一郎、4人目林有章、6人目林頼三郎
 『有章閑話』林有章著:昭和10年 
俳人。通称勘兵衛、また幽嘩、如菊とも称し、晩年は桜雲道人とも号した。書に秀で、碑文・簑刻など100基余りがあり、詩文、俳句にも通じた。明治16年、竹井澹如らと荒川堤上に桜樹を植栽する発起人となり、吉野桜を植樹。明治35年、竹井澹如、四分一葉々、内田彦雄らとともに、花塚(現:石上寺)を建立する。明治39年には、熊谷桜樹保勝会を設立し、副会長に就任。著作に『幽嶂閑話』がある。昭和20年2月12日87歳で没す。
大正14年石上寺境内に有章翁記念碑建立される。
玉井村合併記念碑(高柳)
題額:林 有章 撰:石坂養平 書:浅見藤八
箱田神社之碑(箱田)
撰・書:林有章、篆額:陸軍中将三位男爵佐野延勝
諏訪神社(代地内)奉納額
大正4年11月 従六位林有章敬書

参考文献

  • 1935『有嶂閑話』 林有章
  • 1982『熊谷人物事典』 日下部朝一郎