寺内遺跡第4次範囲確認調査 (4/4ページ) |
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25 後片付け 飛ぶ鳥跡を濁さずということで、最後に、調査区内から出た水を排水していた用水路の掃除を実施。 落ち葉や枯れ枝に混じって、ドジョウやザリガニがとれました。 2004年3月19日 |
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26 どじょう 最後は、ドジョウすくいと、ザリガニ取りで結構盛り上がりました。 2004年3月19日 |
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27 ザリガニ 大漁! 2004年3月19日 |
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28 現状復旧状況 ユンボとブルで埋戻し、最後は人力で土を均し、調査終了です。 2004年3月19日 |
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29 記念写真 出土した自然木を前にして、今回の発掘調査のメンバーです。 最後は、ムツゴロウ状態になりながらも、作業をしていただき、ありがとうございました。 2004年3月17日 |
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所 見:今回の調査は、寺内古代寺院の第4回目の範囲確認調査ということで実施しました。 位置的には、伽藍東側で、「東院」と墨書された土器の出土した集落の前面の谷にあたります。 木簡や祭祀関連の木製品を期待したのですが、残念ながら製品となるものは確認できませんでした。 出土遺物は、平安時代の土師器・須恵器片・瓦片・鉄滓などが少量確認されました。 また、天明期降下の浅間A、天仁期降下の浅間Bと推測される火山灰を検出することができました。 ガチガチ・カラカラの調査(新田裏遺跡第3次調査)から、グチャグチャの調査へと今年の冬の調査は、普通のローム台地での調査に慣れていただけに、ある意味非常にメリハリのある調査でした。 栗の巨木?と、ザリガニが印象に残る調査でしたが、木製品は、きっと埋まっていると信じ、またの調査に期したいと思います。 |