熊谷市野原地内断層調査立会日記
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調査主体者:独立行政法人 活断層研究センター
調査地点:埼玉県熊谷市野原地内
調査期間:平成13年12月3日から12月27日
調査目的:深谷断層調査に伴い、野原地区で確認されている断層を調査し、その活動履歴を明らかにする。
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断層調査地点の遠景写真1
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@2001年12月25日
断層調査地点遠景
和田川沖積地より江南台地を望む。赤い建物の奥が今回の調査地点です。


断層調査地点の遠景写真2
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A2001年12月3日
野原丸山遺跡内断層調査地点遠景
左側の土山が調査地点の表土。下層の土と混ざらないように別に置場を設けています。
南西より撮影。


断層調査予定地の表土を剥いだ状態の写真
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B2001年12月3日
断層調査予定地表土剥状況
調査地点は、丸山遺跡の範囲内であるため、表土を剥いだ時点で、当教育委員会で、遺構の有無を確認させていただきました。
手前では、黄色い関東ローム層が確認できましたが、奥では確認できなかったことから、断層の上盤側と下盤側ではやはり土の堆積状況が異なっていることが確認できます。
南より撮影。


重機による深堀状況の写真
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C2001年12月4日
深堀作業状況
遺構が確認されなかったため、バックホーで掘削を開始しました。
トレンチは、幅5m、長さ20m、深さ3m程で、法面(壁)は約60度の角度をつけています。
南より撮影。


断層西面作業状況の写真
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D2001年12月4日
西面作業状況
バックホーで掘り下げた法面を、でこぼこのないように手作業できれいにしていきます。
1994年に確認した延長部分にトレンチを設定しましたが、断層がこの地点までまっすぐ伸びているのか少々不安でしたが、みごと予想通り断層を確認することができました。
東より撮影。


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