日本で一番古い板碑は何ですか?
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県指定有形文化財「嘉禄銘板石塔婆」です。日本最古銘(1227年)を持つ画像板碑であり、現在、熊谷市立江南文化財センターにおいて保管・展示されています。形状は、阿弥陀三尊像を宝珠状の光背に彫りくぼめて中央に主尊を陽刻し、左右対称の位置に脇侍を陽刻する彫りが見えます。主尊は、両手を胸の位置で転法輪印の印相を結ぶ阿弥陀如来です。脇侍は左に合掌した勢至菩薩、右に蓮実を抱いた観音菩薩で、三尊像は、浄土信仰に基づく来迎像を表すものです。
県指定有形文化財「嘉禄銘板石塔婆」です。日本最古銘(1227年)を持つ画像板碑であり、現在、熊谷市立江南文化財センターにおいて保管・展示されています。形状は、阿弥陀三尊像を宝珠状の光背に彫りくぼめて中央に主尊を陽刻し、左右対称の位置に脇侍を陽刻する彫りが見えます。主尊は、両手を胸の位置で転法輪印の印相を結ぶ阿弥陀如来です。脇侍は左に合掌した勢至菩薩、右に蓮実を抱いた観音菩薩で、三尊像は、浄土信仰に基づく来迎像を表すものです。