一本木前遺跡で見つかった4基の方形周溝墓のうち、最も大きいのが2号墓です。その規模は15m程です。方形にめぐる溝は深さが1.2mと非常に深く、その溝からは椀や壺、甕などの土器がたくさん出土しました。また中央にある主体部と呼ばれる遺体を埋葬する穴からは、勾玉や管玉も出土しました。