一本木前遺跡は利根川と荒川のちょうど中間の低地上に位置しています。遺跡では平成10年から15年にかけて大規模な発掘調査が行われました。その結果、古墳時代(約1,700年前)から江戸時代までの住居跡や掘立柱建物跡、溝、井戸、お墓などたくさんの遺構が発見されました。特に古墳時代後期(約1,500年前)頃には、約240軒もの住居跡が見つかっており、大勢の人々がこの地に暮らしていたことが明らかになっています。