常設展示室/出土遺物の部屋

遺跡

第1号掘立柱建物跡


東別府 一本木前遺跡E・F区

この建物跡は、柱を建てる穴がマス目状に位置することから総柱建物跡と呼びます。重さに耐えられる構造から倉庫として使用されたと考えられます。また手前にマス目以外の穴が二つありますが、これは庇を取り付けるための穴と思われます。柱は残っておらず、また出土遺物がないためその時期は分かりませんが、おそらく古墳時代後期(約1,400年前)か奈良・平安時代(約1,300〜1,100年前)のものと思われます。


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