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国登録有形文化財 建造物
旧長島家住宅裏蔵(きゅうながしまけじゅうたくうらぐら)
所在地 小八林1022
所有者(管理者) 公益財団法人長島記念財団
構造・形式 木造2階建、石造(大谷石)、切妻造、瓦葺、建築面積53.10u
年代 大正3年頃
登録基準 「一 国土の歴史的景観に寄与しているもの」
旧長島家住宅裏蔵は、主屋と北側の屋敷森の狭間に建設された石蔵で、来場者や客人にとり立ち入り機会の少ない建造物であったが、石積みの技法や室内各所の意匠などに着目すると、高度な技術的価値を感受することができる。土揚げによる基礎構造のかさ上げを含め地域の自然環境への対応などを察することができるとともに、長島家の生活空間を知る上では貴重な建築遺構であると考えられる。周囲の森林を前に存在感を放つ旧長島家住宅裏蔵は、国土の歴史的景観に寄与しているものと考えられる。
答申年月日 令和5年11月24日
登録年月日 令和6年3月6日