所在地 小八林1022
所有者(管理者) 公益財団法人長島記念財団
構造・形式 木造2階建(改修後、平屋建)、石造(大谷石)、切妻造、瓦葺、建築面積49.63u
年代 大正9年頃/昭和60年頃改修
登録基準 「一 国土の歴史的景観に寄与しているもの」
旧長島家住宅米蔵は、旧長島家住宅へ立ち入る際に印象強く目に映る建造物であり、その大谷石による構造が、石加工の秀逸な意匠を発するとともに、前蔵と同じく長島家の歴史を今に伝える貴重な資産であると解釈できる。
河川の氾濫時などの課題として生じる穀物の保存という課題と向き合うために屋敷前面に設置した米蔵の歴史が偲ばれると同時に、現代においては貴重な美術品の収蔵施設として利用されていることの意義は奥深いものと思料される。このような長島家の歴史と大谷石を生かした建築美が融合した旧長島家住宅米蔵は、国土の歴史的景観に寄与しているものと評価される。
答申年月日 令和5年11月24日
登録年月日 令和6年3月6日 |