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国登録有形文化財 建造物
歓喜院水屋(かんぎいんみずや)
水屋の写真
所在地 妻沼1511
所有者(管理者) 歓喜院
構造・形式 木造、瓦葺、面積3.37u
年代 明治中期
登録基準 「一 国土の歴史的景観に寄与しているもの」
瓦葺の入母屋造の構造を四本の柱で支え、垂木及び地垂木が瓦屋根を支えています。柱の四方は削られ整形した跡が残り、側面には文様の彫りが垣間見えますが、その多くが磨耗しています。木鼻や蟇股の彫刻も簡素に留めつつも、植物などの彫刻が彫られています。彩色は施されていませんが、東西脇の蟇股彫刻の花の彫りは温和な印象を与えます。南側の蟇股は獅子を模して彫られ、重々しさを加えています。木鼻は前後左右の上部に置かれており、力強い彫りとなっており、妻虹梁にも軽微な彫りが加えられ、御水屋全体の構造を支えています。
答申年月日 平成28年11月18日
登録年月日 平成29年5月2日