所在地 肥塚
所有者(管理者) 個人
モチノキ科の常緑高木(一年中青い葉が茂り、通常、人間の背丈以上の大きさに育った木)で、関東地方から西の暖かい土地に自生し、木の高さが、10m以上になります。春、うすい紫色の4〜5弁の小さい花を葉腋(葉のわき)に多く付け、花が散ると、5〜6mmの実がなります。昔は、この木の皮から、とりもちを作り、とりさしやゴムの代用として利用しました。
このくろがねもちは、木の高さが約12m、木の周囲は2mを超えています。この大きさは、くろがねもちとしては珍しい大木であり、江戸時代中期の18世紀前半頃より生育を続けていると伝えられています。
指定年月日 昭和36年11月3日 |