現在の位置:ホーム常設展示室 > 文化財の部屋 > 文化財
熊谷市指定記念物 史跡
両宜塾跡(りょうぎじゅくあと)

両宜塾跡碑

現在は取り壊されている両宜塾
所在地 妻沼
所有者(管理者) 個人
「江戸繁盛記」などを記した、儒学者寺門静軒が、万延元年(1860)に妻沼仲宿に開いた塾です。居宅兼教室が60u、さらに南側に教室23uを建築して「両宜塾」と命名されました。慶応3年(1867)、静軒が妻沼を去った後も門人達によって引き継がれ、明治5年(1872)の学制発布まで続けられました。その後、建物の老朽化に伴い、建物は取り壊されましたが、平成5年(1993)に跡地前に石碑が建てられ、史跡に指定されました。
指定年月日 平成5年10月26日