所在地 西城93-1
所有者(管理者) 長慶寺
寛文元年(1661)、他地域の庚申講により建立されたものを現在地に移したと伝えられています。主尊は、僧形の庚申で、上部に二鶏(二羽り鶏)、腰部の左右に二匹の猿が配されています。主尊は一身四臂(四体の腕)で、中央で合掌、他の二臂は剣と三鈷叉を持ってます。庚申塔の造塔が広まったのは寛文初期からであり、それ以前の県内での事例は少なく、僧形庚申塔としては珍しいものです。妻沼地方に庚申信仰が庶民に広まったのは寛文年間以後とされており、以来変化のある庚申塔が造立されました。
指定年月日 昭和34年4月17日 |