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熊谷市指定有形文化財 歴史資料
「五傍の掲示 高札」
篠場家文書の写真
第1札「五倫の道」

第3札「切支丹禁止」

第5札「王政復古」
所在地 樋春
所有者(管理者) 個人
寸法 幅204cm、高130cm
 本高札は、慶応四年(1868)に、明治新政府が旧幕府の高札を撤去し、そのかわりに立てることを命じた「五傍の掲示」と言われる5枚の高札の中の3枚です。
 新政府の一般人民に対する最初の公式な法令で、第一札は「五倫の道」を正しく行うことを説き、第三札はキリシタンの禁止・第五札は郷村脱走の禁止を命じたものです。
 これらの高札は、遺存状態も良好で、明治新政府の対民衆政策を示す貴重な資料として価値が高いものです。
 指定年月日 平成15年7月30日