所在地 妻沼1511(妻沼聖天山)
所有者(管理者) 宗教法人歓喜院
時代 江戸前期
現在の歓喜院仁王門の左右に立つ阿形像と吽形像の2体である。阿形像は、像高313センチ、吽形像は、像高315センチであり、市内の仁王像としては最も大きい。東日本大震災の際に像が傾いたため修復を行った。修復の時点で両像の胎内から木製の胎内札が発見された。その木札により、万治元年(1658)に、鎌倉の仏師である雲海によって製作され、仁王門に安置されたことが判明した。当両像は、造形上優れており、また、作成年代、仏師等が分かる貴重なものである。17世紀の妻沼聖天山を知る上でも重要な歴史資料となる。
指定年月日 平成29年3月31日
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