所在地 妻沼1511
所有者(管理者) 歓喜院
時代 明治
歓喜院主稲村英隆と親交のあった山岡鉄舟(1835-1888)が師の要請により海舟に揮毫を依頼して納められた横額の書幅で、「鎮国利人 乙酉仲春 海舟」と書かれています。海舟は文政6年(1823)から明治32
年(1899)の激動の時代を生き、76才で没しています。乙酉仲春という表記からすると、明治18年(1855)で62才の時の作であると推定されます。幕末から明治に掛けて活躍した人として「国を鎮め人を利す」の表現は筆者の気風を表現したものであると考えられています。横138cm、縦31cm
で横額を表装しています。
指定年月日 昭和37年8月30日 |