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熊谷市指定有形文化財 工芸品
「脇差」
脇差の写真
所在地 新堀新田
所有者(管理者) 個人
時代:江戸 法量:長さ33.5cm 反り12mm
銘「表:震鱗子景一 裏:文久甲子春
 平造り。地鉄は板目杢目交じり、刃紋は直刃匂出来にして、刃沿いに長き飛焼あり、帽子は小丸に返る。江戸時代末期(1860年)の作。景一は郷土の刀匠で、短刀を得意とし、本刀は弟子である新堀の清鱗子平重一宅にて鍛造した貴重な良作です。文化文政年間以後は、鎌倉南北朝期の作刀法にかえった時期で、当時の作風を物語っています。
指定年月日 昭和33年11月3日