所在地 上新田1032
所有者(管理者) 諏訪神社
一間社流造 正面千鳥破風付 向拝軒唐破風 桧皮葺
建立は、棟札の下書きおよび本殿屋根裏の墨書により延享3年(1746)と判断されるが、現在残る再建の棟札は嘉永5年(1852)。
大工棟梁は、三ヶ尻の内田清八郎で、彫物大工棟梁は上州花輪の石原吟八郎、江戸両国の小沢五右衛門他。内田清八郎、石原吟八郎は、妻沼の歓喜院聖天堂の再建を手がけている。
本殿は壁面のみならず可能性のあるほとんどの部分に彫刻が付けられ、さらに、柱・長押・頭貫から丸桁にいたるまで地紋彫が施されている。
彫刻は、創建主の柴田氏が「群馬県太田市から熊谷に移住するため荒川を渡る際、橋が無かったため難儀していたが、神様が助けてくれた」との逸話が残っており、この場面を表していると伝えられている。モチーフの説明はこちら。
指定年月日 (市指定)昭和32年10月18日、(県指定)平成28年03月15日 |
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