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卯木風汀(うのきふうてい)(1864-1924)
俳人。比企郡八和田村(現小川町)の家伝薬安流丸本舗の大塚家に生まれる。市内鎌倉町斉藤薬局に手伝いとして入店し、市内本町卯木薬舗の養子となる。稲荷奴を信仰し、縁日には同社へ句友押田文岱と「絵あんどん」をかかげ、献句をあげて縁日を盛り上げた。句友に
岡部素柳
、中沢凹眼、久保如雪、
押田文岱
などがあり、毎月句会を開いた。大正13年7月8日61歳で没す。
参考文献
1982『熊谷人物事典』日下部朝一郎
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