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関根掖道(せきねえきみち)(1840-■)

養蚕家。大里郡手島村(現熊谷市手島)生まれ。没年不詳。農耕に従事するが研究熱心で、竹井澹如らの奨めにより、いち早く桑を植え、明治2年初めて蚕を飼い繭を売る。明治8年瓦葺二階建蚕室を建築し、蚕種製造を開始。明治22年蚕種検査規則施行を機に、自家の経営を長男に任せ、養蚕改良組「金成社」を結成して、養蚕の改良・普及に取り組む。「輔鬼縮(すけおにちぢみ)」、「繭赤熟(まゆあかじゅく)」等の改良蚕種を作出した。

参考文献

  • 『大里村史』通史編 1990年