酒井天外(さかいてんがい)(1875-1942)
酒井天外『熊谷百物語』より |
星湧園記碑「酒井天外:書」(星溪園(鎌倉町)) |
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『熊谷百物語 前編』明治45年刊(熊谷図書館所蔵) | 『熊谷蓮生物語』昭和11年刊(熊谷図書館所蔵) |
郷土史家。市内筑波町に生まれる。本名惣七、号は天外、書は端石と号す。醤油醸造業を営み、金丸星醤油会社五代目を継ぐ。書を松岡友石に師事。社会教育に熱心で、青少年補導育成に紙芝居12篇を作成し市内各所に拍子木を鳴らして回った。昭和10年、結成された熊谷郷土文化会副会長に就任。
主な著書に『熊谷百物語』『忍城戦記後刊』『熊谷薄生物語』『秋山要助伝』などがある。昭和17年11月24日69歳で没す。
参考文献
- 1982『熊谷人物事典』日下部朝一郎