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大島長八(おおしまちょうはち)(1869-1934)

教育者、養蚕家。市内八ツ口生まれ。市内日向の三学院にて学ぶが、師より教わる事尽きたるをもって明日より出席に及ばないと言われ、以来独学の道を歩む。後、同志と「共進学舎」を起こし青少年の訓育に務めた。また、群馬県藤岡市の養蚕業の研究・教育機関である高山社に入り養蚕を学び、『秋蚕の奨め』『大島式天温利用育蚕法』を著し、県内外で講演・指導を行った。明治31年長井村村会議員となり、大正2年より長井村助役を務めたほか、農会長、教育会長を歴任した。また、日本最古の養蚕組合(八ツ口蚕組合)を起こし、大日本蚕糸会より第一次表彰を受けている。昭和9年4月66歳で没す。

参考文献

  • 『妻沼町誌』妻沼町 1977年