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長島恭助(ながしまきょうすけ)(1901-1992)


長島記念館(小八林)

銀行家。明治4年(1901)吉見村小八林に生まれる。県立熊谷中学校(現県立熊谷高等学校)、山口高等商業学校(現山口大学)を経て、大正12年(1923)武州銀行入行。昭和18年(1943)轄驪ハ銀行発足と同時に本店営業部長に就任し、昭和42年(1967)代表取締役頭取、昭和53年(1978)会長、平成2年(1990)相談役を歴任し、経済界で活躍した。
昭和38年(1963)紺綬褒章受賞、昭和46年(1971)勲二等瑞宝章受賞、昭和59年(1984)浦和市名誉市民、昭和62年(1987)大里村名誉村民に推挙される。
旧大里町内の学校へ図書(長島文庫)を寄付し、図書館建設費用の一部として私財1億円を寄付するなど、学校教育、社会教育の向上に貢献した。
平成4年91歳で没す。著作に『私の人生ノート』がある。
生家は、平成6年(1994)長島記念財団が長島記念館として整備公開し、母屋と蔵を改造した展示室における名画・刀剣等のコレクションを展示している。
令和6年(2024)3月6日には、長島家住宅の主屋・米蔵・前蔵・裏蔵・表門・木戸門・長屋塀・外塀が、国指定登録有形文化財に登録されている。