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小池甲子次郎(こいけかしじろう)(1867-1945)


小池甲子次郎『埼玉県大里郡制誌』1923年

政治家。慶応3年(1867)妻沼村の小池屋に生まれる。若くして家業を継ぎ、製糸場の拡張をはかるとともに、染色の研究に励んだ。明治40年(1907)より10年間学務委員として学校施設の整備充実に尽くした。
明治40年(1907)から43年(1910)まで妻沼村議員、大正2年(1913)から14年(1925)まで妻沼町議員を務め、大正6年(1917)から8年(1919)、昭和2年(1927)から7年(1932)に第6・8代妻沼町長に就任し町行政の進展に貢献するとともに、妻沼町教育会長として、鋭意教育の向上に努めた。
また、妻沼町議員と兼務で、大正4年(1915)妻沼町・男沼町・太田村の選挙区から、大里郡議会議員に当選し、大正8年(1919)まで第9代郡会議長を務めた。
地方自治の振興に尽くした功績が認められ、勲六等に叙せられている。

参考文献

  • 『埼玉県大里郡制誌』1923年 埼玉県大里郡編纂
  • 『妻沼町誌』1977年 妻沼町役場