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小林源太郎(こばやしげんたろう)(1799-1861)

彫刻師。一般に熊谷源太郎。初代小林源八正信を継いだ二代目。本姓長谷川、号を少淋斉。玉井村(現熊谷市)生まれ。神社仏閣の彫刻に秀で、趣味として俳諧に通じる。画を金子陵に学ぶ。
源太郎の作品と伝えられているものは、新潟県伊米ヶ崎町西福寺向拝彫刻・鐘楼、総社町総社神社彫刻、石地町石部神社彫刻、群馬県榛名町榛名神社、桐生市天満宮、小泉町大日社、足利市大日社水屋などがある。

新潟県長岡市曹源寺の欄間彫刻「新田義貞公」

新潟県長岡市曹源寺の欄間彫刻「神功皇后の図」

新潟県長岡市曹源寺の欄間彫刻「天照大神 天岩屋戸の変」

新潟県長岡市曹源寺の欄間彫刻「孔雀と牡丹の図」

参考文献

  • 1982『熊谷人物事典』日下部朝一郎