蜂須鳳洲(はちすほうしゅう)(1830-1910)
荻原春山碑(永井太田)
画人。男沼村(現熊谷市)に生まれる。本名米吉。五月幟、羽子板、破魔弓の製造を営み、各地に販売した。画は荻原春山に学び鳳洲と号した。煙火は楕円の玉を円型に改良して蜂須流を名乗り、安楽寺の十六羅漢の塗りかえなど漆細工も行った。明治43年3月19日73歳で没す。
市内永井太田の荻原春山翁碑陰に建立者12名中の中に鳳洲の名が刻まれている。
参考文献
- 1982『熊谷人物事典』日下部朝一郎