天田勝正(あまだかつまさ)(1906-1965)
政治家。市内妻沼に生まれる。大正13年社会運動に身を投じ、無産党及び日本大衆党の結成に参画し、埼玉県連合会常任委員、日本農民組合中央常任委員となり、秋田県北秋田郡前田村(現・北秋田市)の小作争議を指導するなど、農民運動の第一線に立って活躍した。
戦後は、日本社会党中央執行委員、中央常任委員、宣伝部長、遊説部長、出版宣伝部長、選対副委員長を歴任し、昭和22年日本農民組合の結成に参画して中央常任委員、主事、副会長となる。同年参議院議員に当選し、国政に参画する一方、昭和32年全日本農民組合連合会の結成に参画、昭和34年には全国農民同盟の結成に参画、同年民主社会党の結成に参画し、中央執行委員、選対副委員長、農林漁業対策委員長、参議院議員会長、幹部会議員、国会議員団副団長、統制委員として活躍した。昭和40年2月27日58歳で没す。
参考文献
- 『妻沼町誌』妻沼町 1977年