太井(おおい)は、大堰からきたと思われる。広瀬から荒川を分水して用水を導き、この地に大きな堰をつくったので、太井の名ができたとみられる。〔埼玉県地名誌〕
なお、“太井”の文字は正保・元禄(1644〜1703)の改図には、“大井”と書いているが、更に古くは“太井”の文字を用いているので、今日の名称は、古称に従ったものである。