大麻生は、正しくは“オオアソ”と呼ぶべきで、現に土地の人は、“オアソ”とも呼んでいる。“アソ”とは水の浅いところ、湿地の意味があり、荒川流域の低湿地から、その名が生じたものと見られる。なお、アソを麻生と書くのは当て字で、麻が生じたための地名ではない。〔埼玉県地名誌〕