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                  1.大字内にある狭山(観音山)の形が、かめの一種「瓺」をふせた尻を見るようなので、「みかのしり」がみかじりになったと思われる。 
                  なお、むかしは、みかじりのことを甕尻、瓺尻、瓶尻、三箇尻などと書いた。甕も瓺も、瓶も、いずれも「かめ」のことをさす。〔埼玉県地名誌〕 
                  2.「新記」によれば、「那珂郡瓺ミカ(菱に玉)神社があり、今もその郡内広木村にありという。もし、この地がそれらの神領の地でもあったのだろうか。とにかく、このような珍しい地名なので、このように思われる。」と書かれており、瓺ミカ(菱に玉)神社の神領の地であることから、この名がおこったものと思われる。 
                  3.幡羅、榛沢、大里、三郡の尾が接しているために三箇尻と称し、それが三ヶ尻となった。 
                   
                   
                   
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