1.原島の「原(ハラ)」は原野の意味ではなくて、ハリ(墾)の転化であろう。シマ(島)は、村落の意味があり、つまり−開墾地(原)に居住すること(島)によってこの名が生じた。〔埼玉県地名誌〕
2.アイヌ語(harasyumaハラシヌマ)で広い石原のことをさす。この地もかつて荒川の流域であり、広い河原であったのだろう。〔大島〕
江戸時代には、徳川氏の直轄地となり、この時代を通じ、旗本知行地として終始した。